忙しく育児をしていると様々な仕事を行わなければならないと考えすぎてしまい、優先順位がつけられなくなってしまったり、頭で整理つかなく鬱々に陥る可能性があります。そこで、以下の内容を読めば育児の仕事を整理し精神的負担を軽減することが出来るので是非チェックして行ってください。
乳児や幼児を育児する上で最低限必要なことは具体的に5つあります。
- 活動1:食事
- 活動2:排せつ
- 活動3:入浴
- 活動4:お着替え
- 活動5:整容
活動1:食事
特に育児をする上で大事な活動は生命維持の観点から食事といえるでしょう。乳幼児期でいえば母乳またはミルクを与えることになります。乳幼児は身体発育と共に、運動機能、手指の微細運動、脳・神経機能などが急速に発達していきます。 この時期の食事により摂取するエネルギーや栄養素は健康を維持・増進したり、活動に使われるだけでなく発育・発達のためにも必要な点で、成人期と大きく異なるかもしれません。活動2:排せつ
次に育児の大切な活動は排せつ、つまり乳幼児期であればオムツ交換かもしれません。食事で食べたものが消化器で消化吸収され排せつ物として排せつされます。時間や鳴き声でオムツ交換を行わないと排せつ物による皮膚トラブルや不快感を与えてしまうからです。子供の発達時期によりますが早くて2歳ごろからトイレトレーニングを始める保育園やママもいると思います。活動3活動4:入浴やお着替え
入浴やお着替えも乳幼児を清潔に保つために日常的に必要な基本的活動です。発達時期に合わせて出来ることは少しずつ自分で行わせ、成長を促していきましょう。逆に親が援助しすぎて発達の妨げにならないよう配慮が必要です。活動5:整容
育児の中で気を配っていなければいけない活動は整容で爪切りや耳掃除、歯磨きといった活動です。幼児期でも手指の巧緻性が発達していないため親が行ってあげる活動の一つと言えるでしょう。活動を促すための工夫
幼児期、児童期には、そのときの状態像にもよりますが、本人がわかる方法で教えたり使う道具を工夫したりしながら練習を重ねることが有効です。留意点
原則として子供の成長に合わせて取り組みましょう。場合によっては、援助を受けるという整理が必要になるかもしれません。親が目指すのは、子供の自立と精神的社会的発達向上です。ただ活動にこだわり過ぎて無理強いして本人のやる気が低下してしまったら本末転倒ですので気をつけましょう。