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夫婦の絆を深める秘訣:なぜお互いを支え合うことが愛を育てるのか
「夫婦は他人」ということわざを聞いたことがある人は多いでしょう。この言葉は、どんなに長い時間を共に過ごしても、元々は別々の人生を歩んできた二人が一つ屋根の下で暮らす以上、完全な理解や融合には限界があるという考えを表しています。そして、「だからこそ距離を取るべきだ」と主張する人もいます。しかし、私はこの考えに少し異なる視点を持っています。
夫婦は確かに他人として生まれ、異なる背景や価値観を持つかもしれませんが、結婚を通じて、お互いを「体の一部」のように大切にし、支え合う存在になるのです。どちらか一方が支えるだけでは、まるで片足だけで立つように不安定で、いつか倒れてしまいます。夫婦は、お互いがお互いを支え合うことで、初めて強く、しなやかに人生を歩んでいけると信じています。このブログでは、そんな夫婦の絆について、私の思いをじっくりと綴っていきます。
夫婦は「体の一部」である
結婚は、二人が一つのチームになることを意味します。夫婦はそれぞれ独立した個人でありながら、互いにとってかけがえのない存在です。たとえば、両翼を持つ鳥のようなものだと考えてみてください。一方の翼だけでは飛ぶことはできず、両翼が調和してこそ、空高く舞い上がれます。
夫婦も同じように、どちらか一方が頑張るだけではバランスを崩し、人生の重みに耐えきれずふらついてしまうのです。共に支え合うことで、人生を豊かに、力強く進んでいけると私は考えます。この考えは、理想論ではなく、実際の経験から生まれたものです。
両親の姿から学んだ教訓
私がこの夫婦観に至ったのは、両親の姿を反面教師として学んだ経験が大きいです。私の両親は、互いに自己主張を強く持ち、相手を理解しようとせず、傷つけ合うことが多かった。時には言葉で、時には行動で、互いの心を削り合い、結果としてその関係は破綻してしまいました。
そんな二人の姿を見ながら、私は「夫婦とは、どちらか一方が支えるだけでは決してうまくいかない」と強く感じました。相手を尊重し、助け合うことの大切さを、両親の失敗から逆説的に学んだのです。この経験が、私にとって夫婦の絆を考える原点になりました。
お互いを支え合うことの大切さ
夫婦がお互いを支え合うことは、単なる役割分担や義務ではありません。それは、相手を深く理解し、尊重する心から生まれる自然な行為であり、二人で築く人生の基盤です。一人だけが頑張り続けると、まるで一本の柱だけで家を支えるようなもので、いつか疲弊し、崩れてしまいます。
たとえば、私の友人の夫婦は、共働きで忙しい日々を送っていますが、どちらかが大変なときは、もう一方が自然とフォローに入る。妻が仕事で遅くなった日は、夫が夕飯を作り、子どもを寝かしつける。逆に、夫がプロジェクトで追い込まれているときは、妻が家事を多めに引き受け、彼を励ます。このバランスが、彼らの絆を強くしています。
彼らの姿は、どちらか一方がヒーローになるのではなく、互いがお互いを支え合うことで、どんな困難も乗り越えられることを教えてくれました。こうした日常の小さな積み重ねが、夫婦の信頼と愛を育てていくのです。
これから一緒に考えよう
このブログでは、夫婦の絆の基本的な考え方を共有しました。夫婦とは、互いを尊重し、支え合うことで、人生をより豊かにするパートナーシップだと私は信じています。しかし、言葉にするのは簡単でも、実際にはどうすればいいのか、具体的な方法を知りたい人も多いはずです。
次のブログでは、日常の中で実践できるアイデアを紹介します。どんな習慣を取り入れれば、夫婦がお互いを支え合う関係を築けるのか、具体例を交えてお伝えします。夫婦の絆を深めたい、もっとパートナーと心を通わせたいと思うあなたに、きっと役立つヒントが見つかるはずです。一緒に、愛を育てていきましょう。
監修 作業療法士
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【葛藤】親のトラウマと子供を見守る責任
親子関係が悪いことの重い現実
親との関係が悪く、しかも親として責任を果たさない親を持つ子どもにとって、成長する過程は決して簡単なものではありません。小さい頃は、それが当たり前だと感じて受け入れていたとしても、年を重ねるごとに「こんな親を持ってしまった自分は不幸だ」という思いが心にじわじわと染みついてきます。
別世界に見えてしまう温かい家族
友達の家に遊びに行ったときに見る温かい家族の姿や、テレビで流れる理想的な親子のシーンが、まるで自分には縁のない別世界のように感じられる瞬間もあるでしょう。そのたびに、胸の奥にぽっかりと空いた穴が広がるような感覚を覚えるのです。
マイナス思考が根付く心の土台
この思いは、精神的な土台に暗い影を落とします。根底にマイナス思考が根付きやすいというのは、たとえば「どうせ自分なんて」「頑張っても報われない」という考えが、知らず知らずのうちに癖になってしまうことです。親が与えてくれるはずの安心感や自己肯定感が欠けている分、失敗や挫折を過剰に恐れたり、逆に小さな成功すら素直に喜べなかったりする。友達が「親に相談したら励まされた」と笑顔で話すのを聞くと、羨ましさと同時に「自分にはそんな頼れる存在がいない」という寂しさがこみ上げてくることもあるかもしれません。
大人になっても消えない影響
そして大人になっても、その影響は消えません。仕事でのプレッシャー、人間関係のトラブル、人生の岐路に立たされたとき——普通なら乗り越えられるはずの困難が、なぜか異常に重く感じられるのです。
トラウマという見えない鎖
心のどこかにずっと、「自分はダメだ」「愛される価値がない」という声が響いているからかもしれません。親との関係が悪いこと自体がトラウマとなり、大人になった自分を縛る見えない鎖になる。そんな経験を持つ人なら、この感覚をきっとわかってくれるはずです。あなたは一人じゃない、そう伝えたいです。
子育ての複雑さとイライラ
でも、子育てというものは、そう簡単に割り切れるものではありません。子供は思いもしない行動を取ったり、衝動的だったり、依存的だったり、時には暴力的だったり——色々な場面があって、親にとってはイライラが募る瞬間も多いですよね。
親の責任とは何か
それでも、そんな子供と上手に対処し、見守り、必要であれば励ます。そのような良い関係を黙々と築いていくことが、親としての責任なんだと思います。
子供の心に残るもの
子供の心に残るのは、完璧な親ではなく、自分をちゃんと見てくれる存在がいたという記憶なのかもしれません。
監修 作業療法士
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子育てのストレスを軽減!今日を大切に生きる5つの方法
子育て中の皆さん、子育ての日々は、喜びと挑戦が混ざり合った時間ですよね。でも、時には「今日」という日を心から楽しむ余裕がなくなったり、一緒に過ごす家族や子供との時間を喜びとして感じられない瞬間があるのも事実です。私も同じように感じることがあります。そんな気持ちに寄り添いながら、どうすれば「今日」を大切に生きられるのか、一緒に考えてみましょう。
「今日」を生きることの難しさ
子育てをしていると、毎日が目まぐるしく過ぎていきます。朝から晩まで子供の世話や家事に追われ、仕事や周囲への気遣いも加わって、自分の時間なんてほとんど取れない。そんな中で、「今日」という一日を楽しむ心の余裕が持てないことがありますよね。
例えば、子供が笑ってくれた瞬間を見逃してしまったり、家族とゆっくり過ごす時間が取れなかったり。つい明日の予定や将来の心配に頭が行ってしまい、「今この瞬間」を生きるのが難しく感じてしまう。
私も、子供の小さな成長に目を向ける前に、「明日はどうしよう」と考えてしまうことがあります。
心配が積み重なる子育ての日々
私たち親は、子供のために「良い親でありたい」と願うあまり、つい人に気を使いすぎたり、さまざまな心配を抱え込んでしまいます。
- 子供の健康は大丈夫だろうか?
- 教育やしつけはこれでいいのかな?
- 将来、子供が幸せになれるだろうか?
こんな心配事が積み重なると、まるで「未来」が「明日」にも迫ってくるような感覚に襲われます。「今日」だけではやり切れない、乗り越えられない、と感じてしまう瞬間があるんですよね。 でも、考えてみてください。「どうやっても、明日や未来に何が起こるかは私たちにはわからない」。頭ではそう分かっていても、心配が止まらない気持ち、すごく共感できます。
未来を心配しすぎないで
未来のことを考えると、不安がどんどん膨らんでしまいます。でも、私たちが確実に決められるのは、「今日」を何にゆだねるかということだけです。
‐ 今日を、子供と一緒に笑う時間にする。
- 今日を、家族との絆を深める日にする。
- 今日を、自分を少しでも労わる日にする。
そんな風に「今日」に目を向けることで、明日や未来も自然と良い方向に向かっていくのではないでしょうか。
例えば、心の中でこんなことを考えてみませんか:
-正しいことは何か?(子供に優しく接すること、正しい教育)
- 愛すべきことは何か?(子供の笑顔や家族の時間)
- 尊敬に値するものは何か?(上手に子育てをした先輩)
これらを意識して「今日」を生きることが、未来への不安を減らす一歩になるはずです。
小さな目標で「今日」を感じる
子育て中は、大きな目標を持つ余裕がないことも多いですよね。でも、「実現可能な、失敗の少ない、嬉しい小さな目標」を持つことで、毎日を少しずつ前向きに過ごせます。
例えば:
- 家族みんなで出来るゲームを考える
- 1週間に1回は短時間でも自分(達)の時間を作る
- 「未来の夢 」を一つ 描いてみる(紙に絵や言葉で表現)
こんな小さな目標でも、達成できたときには「癒し」を感じられるし、「今日」を意識するきっかけになります。そして、その積み重ねが、大きな希望や目標につながっていくんです。「心配しすぎても何も変わらない」。だからこそ、今日の小さな喜びを意識的に感じてみましょう。
「今日」を宝物にしよう
子育ては大変なことも多いけれど、子供の成長や家族との時間はかけがえのない宝物です。あっという間に過ぎていく日々だからこそ、「今日」を大切に生きることで、その喜びをより深く感じられます。 例えば、子供が「ママ、パパ」と呼んでくれた瞬間、一緒に食卓を囲んだ時間、ぎゅっと抱きしめた感触。そんな「今日」の瞬間を宝物として心に留めてください。私も、皆さんと一緒に、今日を生きる喜びを感じていきたいと思います。
子育て中の皆さん、今日という日は一度だけ。心配事を少し脇に置いて、子供の笑顔や家族との時間を意識的に楽しんでみませんか? 私も同じ親として、皆さんと一緒に「今日」を宝物にしていきたいです。
監修 作業療法士
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そりゃうつ病にもなるよ!イライラ家事をしない夫。
家事を全くしない夫に悩む女性は多いでしょう。
(1)家事をして欲しいことを伝える
(2)簡単な家事から頼んでみる
(3)家事をしてくれたら感謝する
(4)分担制を表にする
2、そもそも夫はなぜ家事をしないのか
(1)状況の変化に夫がついてきていない
子育て中にちょいちょい出てくるトラウマを克服する方法
子どもに対して、時にネガティブな気持ちをもつのは自然なこと
子育ての過程で、子どもに対してまたは自分自身に嫌な気持ちを抱くことやネガティブな感情を持つことは、誰にでも起こり得ることです。常にポジティブな気持ちを保つことは不可能です。
子育ても子どもとの人間関係ですし、 親も人間なのでストレスもあり、体力の限界もあります。
また夫婦関係の子育てに対する協力体制の程度も影響しますし、もしワンオペなら心身ともに疲弊してしまうのも当然あり得ることだと思います。
トラウマが蘇る
しかしながら、「愛したいのにうまく愛せない」、「子どもに対して過度に怒りや妬みを感じることが頻繁にある」といった場合、 背後には何らかのトラウマが影響していることが多いと言えます。
例えば、幼少期に親から虐待を受けていた、虐待まではいかなくとも冷たい言葉をかけられ続けた、または自分という存在に対するネグレクトがあったなど、強いトラウマを抱えている場合、子どもに対してプラスの行動をしようとするときに、過去の辛い記憶が蘇り、無意識に「なぜ自分は子どもに良いことをしてあげなければならないのか、自分はそうではなかった」という親に対する疑問や怒り、そしてプラスとマイナスの感情が衝突するような葛藤を感じることがあるかもしれません。これは非常に辛いことです。
他にも、親子関係以外で子育てに影響しうるトラウマの主な例として、(1)夫婦、またはパートナーとの関係におけるトラウマ、(2)職場・学校時代の人間関係におけるトラウマ、(3)事件や事故に巻き込まれたトラウマ、などが挙げられます。
また人によっては、さまざまなトラウマが複数のカテゴリーにわたっている場合もあります。
良い子育てを出来るようになるためには
良い子育てをするためには、子育てという意味を理解し、自分自身がトラウマを乗り越え、子供に良いパターンで接する必要があります。 良いパターンで接しようと思った際に、弊害となってくるトラウマをどのように扱えば良いのでしょうか?
それは「過去を振り返らない」ということが重要です。簡単ではありません。
トラウマが蘇ることを客観的に捉えれば、過去のトラウマが今の子育ての時間を脅かし過去に引きずり込もうとしているわけです。同じ体験を子どもに負わせようとしていることなのです。 なので過去を自分の子ども、また後世へ繰り返さないために、自分は過去と今をしっかりと区別し、今と向き合い、そして未来に向かって人生を歩み出すことが重要で、それを継続することによって過去の悪循環を断ち切り、新しい未来を創出し、結果的に思い描いた家庭が自分に返ってくるということなのです。
ですが、自然発生的に出てきてしまう悪い言動行動を修正し、良いパターンに切り替え子育てするためには、 自分の悪い感情を観察し、把握し、それを箱にしまって、感情をコントロールしてから進むことが大切です。
これは非常に多くのエネルギーを要し、忍耐力も必要です。また、過去ではなく未来に心を向けることが求められるため、後世に対して称賛に値する活動と言えるでしょう。ただし、無理をしすぎると精神的なコントロールを失う恐れがあるため、無理をしないことが大切であることをお伝えしておきます。
中には、子どもに良い行動を示すことができた後に辛い気持ちが蘇る方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、子どもと良い関係を築き、素晴らしい子育てができるようになれば、それは必ず自分自身の幸せとして返ってきます。自分を励ましながら、困難を乗り越え、一歩一歩前進していきましょう。
監修 作業療法士
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